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論文

JT-60へのガスジェットシステムの適用

三代 康彦; 西山 友和; 竹永 秀信; 神永 敦嗣; 笹島 唯之; 正木 圭

平成18年度名古屋大学総合技術研究会装置技術研究会報告集, p.124 - 127, 2007/03

臨界プラズマ試験装置(JT-60)において、新しい燃料供給方法としてガスジェットシステムを設置した。従来の燃料ガス供給方法としては、ガス注入装置とペレット入射装置を使用しており、ガスジェットはこれらの中間的な特徴を持っている。構造的な特徴は、真空容器内にバルブを設置し、駆動源とし燃料となる高圧ガスそのものを用いていることである。ガスジェットシステムは、仏国カダラッシュ研究所の核融合実験装置Tore Supraにて設計開発され使用されているものであり、粒子制御方法に関する日仏の共同研究としてJT-60への設置を行った。これら核融合実験装置は同様な装置であるが、運転条件が異なるため本システムの設置に関して慎重に検討する必要があった。実際に、試運転中に異なる運転条件を起因とする問題が発生し、運転手法を変更せざるを得なかった。本研究会では、ガスジェットシステムのJT-60への設置に伴い、発生した問題点とその改善策について報告する。

論文

JT-60二次冷却設備ろ過装置の改良・更新

西山 友和; 佐々木 駿一; 三代 康彦; 本田 正男; 坂井 友了*

平成18年度名古屋大学総合技術研究会装置技術研究会報告集, p.102 - 105, 2007/03

JT-60に設置される二次冷却設備では、冷却水内の浮遊物を除去するためのろ過装置としてろ材に砂を用いたろ過槽を使用している。ろ過槽は、砂槽に蓄積された水中の浮遊物を洗浄するために、定期的(3回/週)に逆洗を実施している。逆洗工程では、多量の水が排水されるために、それを補うための給水や希釈された高額な水質管理用薬剤の投与が頻繁に必要となる。また、ろ過砂は消耗品であるために、定期的な交換が必要である。これらの結果、このろ過槽の運転には、多大なランニングコストと労力を必要としている。この課題を克服するために、ろ過槽を自動洗浄式の水処理フィルターに更新した。本フィルターは、ろ材であるスクリーンメッシュが目詰まりを起こした場合に、自動的に洗浄するもので、排水量もろ過槽に比べると約9割減少すると予想される。本研究会では、水処理フィルターの概要、期待される効果、設置等に関する検討結果、運転状況等について報告する。

論文

JT-60Uにおけるトロイダル磁場リップル低減用フェライト鋼タイルの設計と設置

笹島 唯之; 正木 圭; 櫻井 真治; 芝間 祐介; 林 孝夫; 鈴木 優; 高橋 龍吉

平成18年度名古屋大学総合技術研究会装置技術研究会報告集, p.148 - 151, 2007/03

臨界プラズマ試験装置JT-60Uでは、トロイダルコイルの強い磁場でプラズマを閉じ込めている。トロイダルコイル磁場はコイルの直下で強くなり、コイル間では弱くなる。このような強弱を磁場リップルと言い、プラズマの閉じ込め性能に影響を及ぼす。そこで、プラズマの閉じ込め性能向上を目的に磁場リップルを抑える効果のある磁性体のフェライト鋼をタイル形状にして真空容器内に設置した。設置したフェライト鋼タイルは1122枚。真空容器をプラズマから保護している炭素素材で作られた第一壁タイルをフェライト鋼タイルに交換した。本研究会では、フェライト鋼タイル設置に関する技術的な難しさや、低コスト化を考慮した設計、並びに据え付け時における問題とその対策等について報告するとともに、設置後1年間を経過したフェライト鋼タイルの状態を踏まえ、その成果と今後の技術的課題について報告する。

論文

JT-60Uダイバータタイル溝面の三次元解析

八木澤 博; 新井 貴; 正木 圭; 逆井 章

平成18年度名古屋大学総合技術研究会装置技術研究会報告集, p.132 - 135, 2007/03

臨界プラズマ試験装置JT-60Uの真空容器内表面には、プラズマによる損傷を避けるために、多数の黒鉛タイルが設置されている。このうち、真空容器内の代表的なエリアの黒鉛タイル数枚には真空容器内の不純物の輸送,損耗・堆積機構の解明等の基礎データ収集を目的に表面に十字状の溝や斜め溝を施したものがある。これまでの段差測定装置を利用したタイルの測定では、タイル表面に施された十字状の溝から溝面と表面の実験放電前後の差分の比較から損耗・堆積の評価を実施してきた。今回測定を対象とした斜め溝は、真空容器内のタイル間のギャップを模擬しており、この部分の損耗・堆積状態から、このギャップの最適化を図ることを目的としている。ダイバータに設置されている実験放電にて暴露された3枚の斜め溝を持つタイルの溝底面について当機構で製作した段差測定装置にて表面粗さの測定を行い、測定結果から斜め溝底面の形状を三次元解析した。この解析結果から斜め溝底面において溝幅の相違による損耗・堆積状態の調査結果を報告する。

論文

QMSガス分析装置による呼気アルコールの測定

新井 貴; 平塚 一; 長谷川 浩一; 秦野 歳久; 根本 正博; 阿部 哲也

平成18年度名古屋大学総合技術研究会装置技術研究会報告集, p.76 - 79, 2007/03

昨今、飲酒運転による事故がニュースで頻繁に取り上げられ、飲酒量や飲酒時刻等の検証が高い関心を持たれている。血中のアルコール量と呼気に含まれるアルコール濃度には相関があると言われており、これに基づいて呼気中のアルコール濃度を測定する機器が報告されている。われわれは、高精度測定が可能な四重極型質量分析計(QMS)ガス分析装置「グラビマス」の応用として呼気分析を実施している。今回、呼気中のアルコール濃度を測定し、アルコール検出に対する本装置の性能を調べ、呼気中アルコール濃度の時間変化を高精度で測定した。さらに、アルコール以外の物質変化をも同時に観察することによりアルコール摂取時の呼気組成の変化も合わせて測定することができた。これらの結果は、QMSを用いた呼気分析の有用性を示すものである。

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